インターネット接続において、無線ではなくLANケーブルを使用した方が安定した通信をおこなえます。しかし有線でも機器にあった規格のものを使用していなければ、不安定になってしまいます。

LANケーブルの規格は、Catと表記され、カテゴリと呼ばれています。Cat6からCat8までの種類があり、数字が大きくなるほど通信速度は速くなります。Cat8はノイズに対する耐性も高く、通信も安定しています。

Cat8の性能が高いからといって、すべての機器に使用すればいいからというわけではありません。機器にあったカテゴリを使用することで、安定したインターネット通信が実現します。ケーブルには下位相互性があるので、機器の最大通信速度に合わせてケーブルのカテゴリを選びます。

一般家庭で最適なLANケーブルのカテゴリは、通信速度が速いので、Cat8を使用すればいいと考えるかもしれませんが、Cat8のケーブルは、通信障害やノイズの影響を受けにくくするため、シールド処理が施されています。しかし、一般家庭で使う機器でシールド処理が必要になる程の影響を受けることはほとんどないので、Cat6かCat6Aで十分な通信速度を保って使用することができます。Cat8だと費用も高くなりますので、Cat8は家庭用では不向きです。

機器に合ったカテゴリの数値のものを選ぶことによって、インターネット通信が安定します。数値が高いからといって最大値のものを使えば、いいというものではなく、機器にあったものを選びます。特に一般家庭では、Cat8では性能を発揮しきれず不向きです。一般家庭ではCat6かCat6Aが費用面も性能面もクリアしていて最適です。