結束バンドは、ケーブルなどをまとまえたり、留めたりするのに使用する便利なアイテムです。結束バンドには、もともと引張強度が備わっていて、柔軟性も優れているので、ケーブルなどの結束に最適です。

使う場面、場所によって、種類の異なる強度のものがあります。例えば、薬品を使う場所で使用するなら、耐薬性に特化したポリプロピレン製ものがあります。またポリプロピレンはほかにも絶縁性、耐水性にも優れた素材です。

屋外で使用する場合は、耐候性のあるものを選びます。紫外線や雨、温度などの影響を受けやすい環境です。そのため厳しい環境のもとでも強度を保てるように、耐候性のある結束バンドを使用すると、劣化の原因となる、強度の低下に繋がることから守ることができます。

そのため、耐候性の備わっていない結束バンドを屋外で使用すると、ひび割れや欠けが生じてしまいます。屋外で使う場合は、耐候性のある結束バンドかどうか確認して購入して使用しましょう。

ケーブルが不安定な場所にあり、結束バンドでしっかり固定しなければならないとき、ループ張り強度の高い者を選びましょう。ループ張り強度の計測方法は。輪っかにした結束バンドを引っ張って強度を計測します。KgやNの単位で表記されているので、見やすく確実性も高くなります。

ケーブルを使用する場所や環境によって、環境に耐えうる機能を備えた結束バンドを使用する必要があります。そのため、購入時に使用するシーンを考えて、機能や強度のあったものを選びます。強度を弱める原因である劣化が起こる条件はいくつかあります。紫外線、荷重の大きさ、化学薬品、振動、乾燥です。これらにさらされる危険がある場合は、原因に対して耐性のあるものを選ぶことが、強度を保たせるコツです。