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データセンターに設置するラックの種類と選び方

データセンターに設置するラックの種類と選び方

データセンターでは、たくさんのサーバーやネットワーク機器が設置されています。これらの機器を効率的に管理するために、ラックが使用されます。本記事では、データセンターに設置するラックの種類と選び方について、詳しく解説します。

1. オープンラック

オープンラックは、枠だけがあって、サイドパネルが無いラックのことです。オープンラックは、設置場所に合わせてサイズを選択することができます。また、ネットワーク機器などの設置に適しており、通気性が良いため、機器の冷却にも効果的です。

2. クローズドラック

クローズドラックは、サイドパネルが付いているラックのことです。クローズドラックは、機器をしっかりと保護することができ、防塵性や防音性にも優れています。ただし、通気性が悪いため、冷却効果が低くなることがあります。

3. ネットワークラック

ネットワークラックは、ネットワーク機器を設置するためのラックのことです。ネットワーク機器は、オープンラックでもクローズドラックでも設置することができますが、ネットワークラックは、ネットワーク機器を設置するための専用のラックで、配線や冷却など、ネットワーク機器の設置に最適化されています。

4. ラックの選び方

ラックを選ぶ際には、以下のような点に注意することが重要です。

サイズ:設置場所に合わせた適切なサイズを選ぶことが大切です。

耐荷重:設置する機器の重量に合わせて、ラックの耐荷重を確認することが必要です。

通気性:機器の冷却に必要な通気性を確保することが重要です。

アクセス性:機器のメンテナンスや交換を行う際に、アクセス性が良いラックを選ぶことが望ましいです。

以上が、データセンターに設置するラックの種類と選び方についての解説です。オープンラックやクローズドラック、ネットワークラックなど、用途に合わせて適切なラックを選ぶことが重要です。また、ラックのサイズや耐荷重、通気性、アクセス性などにも注目して、最適なラックを選んでください。

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